空海は善通寺(香川県善通寺市)で誕生した。入唐後の修行でその天才性を大いに発揮し、わずか2年で師の恵果から密教の全てを伝授された。最澄に遅れること1年、空海は密教のすべてを携えて帰国した。仏教と現実世界のリンクが、現世利益を願う「加持祈祷」の流行につながる。嵯峨天皇から高野山(和歌山県高野町)を与えられ開山、いまも高野山「奥之院」に生きるとされる。